ピアカウンセリングとは

『ピア』とは「対等」「仲間」という意味です。ピアカウンセリングの目的は、障害のある人同士が対等な立場で話を聞き合い、共感し合い仲間同士で支え合うことです。障害を持つが故に傷つけられ、自分への信頼をなくしてしまったらピアカウンセリングをすることで自分への信頼を取り戻すことができます。

ピアカウンセリングには、悩みや辛さなど心の内を聞き合って心の支え合いをするという役割と自立生活のための知識や経験などの情報交換を行うという、2つの役割があります。

仲間同士(ピア)であること

ピアカウンセリングを行えるのは障害のある人だけで、障害のない人はピアカウンセリングの場にも入ることができません。何故なら障害のある人同士だからこそ同じ痛みや悩みを分かり合うことができて、互いに信頼しあい助け合うことができるからです。

自分以外の人の体験や悩みを聞いていく中で「辛いのは自分だけではないんだ」と障害を持ったままの自分を好きになり、自信を取り戻して、自分が本当にかけがえのない大切な存在なんだと思えるようになることがピアカウンセリングの大きな目的です。

障害のない人との関わりの中で、「障害者だからやってはダメ」「外出すると人の迷惑になる」などと言われて自信を失ったり、「障害を持っている自分が悪いんだ」「障害がなければ良かったのに」と自分の障害に劣等感を持っている人は少なくありません。そのような人には、その体験や心の傷を安心して話せて、自分の感情を吐き出せるように、同じような体験を持った、障害のある人だけの安心した場所が必要です。

また、いつも家族などが側にいて、周りがいつも助けてくれたり、代わりにやってくれたりしている障害のある人は、何かあるとついつい障害のない人に頼ってしまいがちです。そのような人には、障害のない人がいない空間で、障害のある人同士で助け合ったり、自分自身でいろいろ経験するのはとても大切なことです。

ルールを守ること

1.時間を平等に分け合う

自分が語る時間(話し役)、相手が語る時間(聞き役)、を公平にして、どちらかに偏らないようにするためです。

2.相手の話をよく聞く

相手が話しやすいように、相手の話をじっくり聞くことが大切です。

3.相手を批判したり、否定しない

自分の考えを相手に押し付けないようにするためです。

4.話した内容は口外しない

自分の話が外にもれてしまう恐れをもつと心の解放ができないからです。

5.アルコール、カフェイン、煙草などを取らない

自分の気持ちを乱す可能性が大きいからです。

ピアカウンセリングを始めるには

ほとんどの自立生活センターでピアカウンセリング講座を開いています。障害のある人であればどなたでも参加できますのでお近くの自立生活センターにお問い合わせ下さい。

フリーダム21でも年に数回、ピアカウンセリング体験講座を行っています。興味がある方は是非ご参加いただければ幸いです。問い合わせをお待ち致しております。

お問い合わせ窓口

生活相談部  堀川
電話/FAX:0742-23-9064 ( 火・水・金 12:00-16:00 )